鉄の肌は、実はとてもデリケート
「金タワシ」君の強気な押し一辺倒の硬さは「鉄子」さんは苦手としています。
「鉄子」さんにとっては、「亀の子」君の持つ適度な硬さとほど良い、
しなやかさがとても心地よく感じられます。
例えて言うなら、人肌に対するシルク(絹)のように・・・
金ダワシは、せっかく鉄鍋に浸み込んだ油分(これは次に調理をする時にコビリつきを防ぐために残ってほしいものなのです。)を根こそぎはがして、鉄肌をかきむしったようにキズつけてしまいます。
これに対し、亀の子たわしは強くすべき所は強く、
やさしくすべき所はやさしくと、
加減ができるところが鉄肌に向いています。
コビリついたよごれはしっかり取り除くけれど、
次回使うときに必要な油分はキチンと残してくれる。
まさに、自然素材を使った手作りの商品でなければできない技ですし、
100年余りに亘る、お台所での長〜いお付き合いの間柄です。
|