自粛要請の続く春、亀の子束子本店・谷中店も休業に入って一ヶ月を数えました。皆さまにお目にかかれない間はこちらで、お店での楽しいエピソードやおすすめのアイテム、使い方を紹介させていただきます。
谷中店のある界隈は商店街が有名ですが、近くにお住まいの方も多く、犬の散歩をされている姿もよく見られます。
ペットのマッサージにたわしを利用するのは、お客様間でもひそかなブームになっていて、口コミでご来店いただく方もいらっしゃいました。
中には熱烈なたわしファン犬もいて、写真を見せていただきながら店舗スタッフも「かわいい!」身もだえしてしまうことも。
こちらは 黒ポメラニアンのまるこちゃん(♀)
どこからか探し出してきたのは、白いたわし。もう夢中です。わんちゃんや猫ちゃんなどペット用にたわしをという方は、主にブラッシングやマッサージのためにお求めになるのですが、いつの間にかじゃれていたりと、お気に入りアイテムに。ベーグルのような丸い形は、ペットたちにも人気のようですね。
こちらはスタッフ間でも大人気のインスタのちくわくん。
この表情、もう見ているだけでたまりませんね(笑)。かわいいばかりではなく、ちくわくんのようなフレンチブルドッグは地肌がデリケートなので、柔らかさがちょうどよかったようです。
写真でお使いいただいているのは、どちらもサイザル麻を使った「白いたわし」。もともとはキッチン用に開発されたものですが、天然繊維で静電気がおきにくく、豚毛や馬毛などのように獣の臭いが残ることもないため、わんちゃんも安心して触れることができます。からだの大きさにあわせて、「白いたわし」と同じ素材を使用した少し大きめ(人のボディ用)の「サトオさん」もおすすめしています。
特に犬について専門家に聞いてみたところ、毛で覆われているわんちゃんの皮膚は、人と比べるとすごく薄くて柔らかいものだそうです。自分の肌では大丈夫と思っても刺激が強すぎることもあるので、力加減1/3くらいの気持ちではじめてみるのが良いようです。
まずはやさしく、毛の流れにそってなでてあげることも大事。毛並みに逆らわないように上から下へとなでおろしてあげながら、様子を見てあげてください。気持ちよさそうにしていたらOK。マッサージは日々のお手入れとしてはもちろん、飼い主さんとのコミュニケーションにもつながるのでおすすめとのことです。(ただしやりすぎは禁物です)
その他にも、たわしファン(ペットも人も)の話題は尽きません。
効果てきめんのお鼻マッサージ
トイプードルの飼い主さんとブラッシングの話題になり、「ブラシが嫌いで逃げ出しちゃうの」とのお話を伺ったので、「キーホルダー タムラさん」でお鼻をなでていただいたところ、その場ですやすや(瞬殺です!)。お友達にもおすすめしたいと言ってくださいました。
※キーホルダーは、お話のようなちょっとした刺激やお散歩の際に便利ですが、全身をマッサージするときには金具があたることもあるので、広くお使いになる場合は普通サイズのたわしもおすすめしています。
犬や猫だけではありません
毛足の長いうさぎを飼っている方が、ご自身のボディ用「サトオさん」をブラッシングに試してみたところ、毛並みや色つやが目に見えて変わってびっくりされたそうです。毛に包まれて皮膚がデリケートという点ではうさぎも同じなんですね。
人もわんちゃんもおそろいセット?
わざわざ他県から愛犬用にと「白いたわし サイザル麻(小)」をお目当てにお越しいただいたお客様が、自分でも気にいったと「サトオさん」をお求めになられました。
と、思ったら、テレビの取材でいらしたタレントさんも、撮影後にお話しているうちに同じ組み合わせでご購入されました。これはひょっとすると人気のセットかも?
肌触りのやさしいサイザル麻は、はじめてのわんちゃんにも、もちろんはじめての人にもおすすめです。おそろいで試してみるのも楽しそうです。
名前も理由のひとつです
亀の子束子直営店限定商品には「太郎くん」「二郎くん」という柄付きのボディたわしがございます。たわしの面も大きめなので、大型犬のお手入れにおすすめしています。ある日いらしたゴールデンレトリバーの飼い主さんも「太郎くん」をお求めいただきました。でも理由は「うちの太郎に・・・」。なんとお名前のご縁でした。
太郎くんは少しかための棕櫚(茶色い部分)が多め、二郎くんは柔らかめのサイザル麻(白い部分)が多めです。
店頭で手にとっていただけないのがとても残念ですが、ペットへのたわしブラッシング・マッサージ、おすすめです。連休をご自宅で過ごすうちに、人もペットもストレスをためやすくなりがちですが、たわしを片手に、スキンシップも楽しんでみてください。
そしてお店の休業が明けたら、ぜひまた店頭でいろいろなエピソードをお聞かせください。スタッフ一同、楽しみにしています。