たわし二十四節気

7月2日は何の日?【夏至】たわし二十四節気

今日は、二十四節気のひとつ「夏至」です。
一年でいちはん昼間の時間が長い日としても知られています。

少し先の話になりますが、夏至から11日目の7月2日は、雑節で「半夏生」と呼ばれています。関西地方では田植えをすませた稲がしっかりと根付くようにと、タコを食べる風習があるそうです。

7月2日は亀の子束子が特許取得した日です

そんな7月2日ですが、亀の子束子にとっては年に一度の「記念日」です。

今から105年前の大正4年(1915年)の7月2日は、亀の子束子が特許を取得した日です。近年その日を記念して、7月2日は「たわしの日」として日本記念日協会にも認定していただきました。

特許証など

初代西尾正左衛門は、悪質な類似品対策として特許を取得したのですが、その後もお構いなしの権利侵害品に悩まされました。著書「回顧録」によると、

「遂に意を決して特許権に頼らず、亀の商標を以て新に方向を開くことになつたのであります。商標を需用者に深く認識させるには、帯紙丈の表示では不十分である、競争上不利である、商標の信頼を高めるには包装してはどうかと気付きました。」

とあります。そして、大正8年より亀の子束子は紙に包まれて販売されることとなりました。今も続く大きな赤い亀のマークがついた包装紙は「亀の子束子」の製品だとわかりやすく伝えるための苦肉の策だったのです。

大正8年当時の亀の子束子
大正8年当時のパッケージ
亀の子束子包装

変わらぬ品質と信頼の亀マーク

大きな赤い丸と亀のイラストは変わらぬ品質の証。
亀の子束子は100年以上にわたって伝統を守り続けてきました。かつては「他店の三倍もつ」と宣伝していたこともあるように、耐久性の高さが自慢です。

今後とも変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

亀の子束子1号
亀の子束子1号

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