たわし二十四節気

たわしができるまで【大暑】たわし二十四節気

今日は、二十四節気のひとつ「大暑」です。一年でいちばん暑い季節にはいってきました。大暑にあわせて「打ち水」のイベントが行われることも増えているそうです。ご自宅まわりも夕暮れ時の「打ち水」でひととき涼しくお過ごしください。

7月に入っても何となく落ち着かない日々が続いています。東京都内では、例年7月後半に始まっていた学校の夏休みも、今年は8月からが多いようです。亀の子束子本社工場で8月第一週に開催していた「夏休み小学生たわし作り体験」も残念ながら今年はお休み。次回予定はあらためてお知らせいたします。

9月には新イベント「KAMENOKO ROGAINING 2020」を予定しております。チェックポイントを巡りながら楽しむ都心散策。詳しいご案内はこちらでご覧ください

たわしはひとつひとつ職人の手作りです

せっかくなので改めて、「たわしのできるまで」について少しお話します。

ご家庭や仕事場や、いろいろなところで亀の子束子を目にしていただくことも多いと思います。そのひとつひとつ全てが職人による手作りです。

たわしの原料は、主にパーム椰子や棕櫚など、ヤシの木の繊維です。例えばパーム椰子の場合は、中身を取り除いたヤシの実の殻を一ヶ月以上水につけて繊維を取り出します。ヤシの実一個から亀の子束子1号がおよそひとつ出来上がると言われています。

たわし作りには、棒巻きと言われる芯となる針金に繊維を詰めていく工程(下写真)があります。天然繊維は先や根元など、場所によって太さや質が異なるので、均等になるように、職人が手先の繊細な感覚で必要な所に必要な量を詰めていきます。そのため手作業でしか作れません。

ここでしっかり繊維を選別して隙間なく詰め、量を惜しまず巻き上げます。このこだわりが亀の子束子の品質につながっていくのです。

そして余分な繊維を刈り揃えて棒たわしを作り、U字型に折り曲げて、おなじみの形に仕上げます。

一日に職人が作ることができる個数は棒たわしの状態でだいたい200本とされます。そして20項目以上に及ぶ厳しい検査を通った確かな品質のたわしだけが、皆さまのお手元に届くのです。

さらに「たわしの作り方」を見る


たわしをもっと楽しく、身近に

写真は昨年の「夏休み小学生たわし作り体験」の様子です。この日のために和歌山工場から職人もかけつけました。

なかなか想像することのできない、たわしの製造工程の一部を体験することで、たくさんのお子さんや保護者の方に興味を持っていただくことができました。

今後もたわし作りをはじめ、お店や地域の歴史、アレンジした楽しみ方などをお伝えしながら、たわしをもっと身近に感じてもらえるような企画を検討中です。詳しい情報は当サイトおよびFacebookページなどでお知らせしてまいります。

▼ これが元祖。亀の子束子1号

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